今月末に実施するボリウッドダンスワークショップに合わせて、インドのミュージックシーンについてちょこっとご紹介したいと思います!今月のボリウッドダンスワークショップの曲はYo Yo Honey Signhの”Saiyaan Ji”。Yo Yo Honey Singhはボリウッド映画に使われる曲のヒットメーカーで、2020年9月時点でボリウッド歌手の最単価ランキングが2位。
ボリウッド歌手っていくらもらってるの!?気になるお金の話も紹介していきます。
目次
インド映画とインドのメジャー音楽
インドミュージックシーンについてご紹介する前に、インド映画と音楽について少しご説明します。
インドは長い間映画が主な娯楽でした。日本もテレビや映画が大衆娯楽だった70-90年代と同様、その時期にインド映画文化も繁栄し、音楽シーンは映画に使われる曲が流行するといった流れが確立されました。インターネットが普及してYouTubeやSpotify などの動画・音楽ストリーミングサービスが普及した今、ミュージシャンによる映画で使われない曲にもアクセスしやすくなってきましたが、未だなおインドのポピュラーミュージックの主流は映画音楽です。
結婚式や誕生日会のパーティーやクラブではヒットした映画ソングが流れ、そのMVに出てくる踊りを皆んなで踊るというのが主な楽しみ方。「インド人がよく踊る」という印象が強いのは、大衆音楽に必ず振りがついているから皆んなで踊りやすい仕組みになっているというのも一つの理由かもしれません。
インド映画に使われない、インドでいう「マイナーミュージック」も含めたインドの音楽シーンをご紹介しているとても面白いブログを軽刈田 凡平(かるかった ぼんべい)さんが執筆しているので、ご興味がある方はぜひブログをチェック。
最近インドのトップチャートには、映画音楽ではない音楽がトップに上がってくることが増えたなと感じています。もちろん、インド音楽シーンが盛り上がっている!ということもあると思いますが、特にコロナの影響で映画を映画館で上映できないという要因も拍車をかけているのでは、と感じます。
BOLLYQUEで使っている インド映画に使われないヒット音楽
実は普段ボリウッドフィットネスに使っているこの曲も、インド映画に使われていないけれどヒットした曲です。それぞれの曲の説明は、月別新曲紹介のブログを読んでね!
Tumka by Zack Knight
Mirchi by DIVINE
Top Tucker by Uchana Amit
Yo Yo Honey Singh紹介
1983年プンジャビ地方生まれで元々はバングラヒップホップ系の音楽のプロデューサー。2011年にPunjab's Best Music Director に選ばれて以来、数々のヒットソングを出しています。彼の1曲あたりのギャラはなんと、約1.9 億円!!!(2020年現在)ハリウッドも顔負けのギャラですね。
その他、インドヒップホップ界で押さえておきたい人物3人
2020年9月現在のギャラランキングでTOP1-4位の歌手と、そのギャラをご紹介しましょう。
1位 Shreya Ghoshal
1曲あたりのギャラ2.6億円。リアリティーショーに出演したことから有名になり、大ヒット映画『Devdas Devdas 』で有名に。現在インドで行われている多くのリアリティーショーで審査員をしている。
2位 Mika Singh
1曲あたりのギャラ1.7億円。ボリウッド映画のギャラ以上にライブツアーが有名で、Netflix映画『ギニーとサニーの結婚』にも、ミカのライブに行くと言うのがシーンとして出てきます。
3位 Arijit Singh
1曲あたりのギャラ1.6億円。ソウルフルボイスが人気のArjitはリアリティーショーで挫折を味わいますが、徐々にヒット曲を出し、男性として一番人気のあるプレイバックシンガー(インド映画の中で俳優が口パクで歌う曲を歌う人)です。
最新インド音楽を知るには各音楽ストリーミングサービスのTop Hitをチェックすべし!
インドの流行りの曲を知りたいけど、どの曲から聞いたらいいかわからない。と言う方、まずは各ストリーミングサービスのTop Hitを聴いてみてください!
そこから自分の好みを見つけて、気になる歌手がいたら、過去のシングルやアルバムをチェックするのがいいと思います♪
ボリウッドダンス・フィットネスを通して、みなさんがどんどんインドに興味を持っていただけたらなと思います♡
BOLLYQUEのボリウッドダンスワークショップは、ダンス初心者でも踊れる振付。振りを一つ一つ丁寧に教えます。また、今回のダンスは補講も実施!合わせてご参加ください♪
5/29(土) 17:00-18:30 ダンスワークショップ
6/5(土)21:00-22:00 補講練習
※いずれも日本時間です
Comments