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  • 執筆者の写真BOLLYQUE

【3月新曲紹介】2021年インド全土で旋風を起こした大ヒットしたテルグ映画など

HAPPY Holi Month! ホーリー祭とはインドの3大祭りの一つ。春の訪れを祝うお祭りで、地域に寄って祝い方が大きく異なりますが、特に北インドで一般的なのは黄・赤・緑の粉や水を掛け合って祝います。今回はそのお祭りの様子をM Vに取り入れた曲などを新曲に選択しました。お祭り気分で楽しましょう!


Bollyqueのレッスンでは毎月新しい曲を数曲ずつセットリストに追加しています。このブログでご紹介するMusic Video(以下MV)を見てから参加すると、楽しさ10倍です♪今月のレッスンを受ける前にぜひ予習をしてみてください!


各クラスのSpotifyプレイリストは

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ボリウッドフィットネスが気になったらレッスンを早速予約してください♪体験レッスンは随時受付中です。


※以下、クラス名の略称はC: Chamelee, G: Genda, K:Kamal


(1)Subah Subah【クラス:C,G,K】

● 映画「SKTKS ~お見合い大作戦~(Sonu Ke Titu Ki Sweety)」(2018)

幼馴染ので大親友のソヌーとティットゥが主人公。子供の頃に両親を亡くしたソヌーは、富裕層のティットゥの家で兄弟同然に育ちます。ティットゥは恋多き男で、彼女にフラれては落胆する繊細な正確。ある日ティットゥは家族の勧めで、急遽お見合いをすると言い出します。すぐに優しくて思いやりのある良い女性スウィーティーと出会い結婚することになりますが、実はスウィーティーはお金目当てで結婚をしようとしていた気の強い女性でした。


● 曲・歌詞

映画について何も知らないでこのM Vを見ると、「親友の彼女に恋をして嫉妬しているソヌー」のような構図ですが、実は親友が怪しい彼女に取られていくのを心配する親友の構図でした。曲の最後に橋の上で粉をぶつけ合っているお祭りがみられますが、これはHoliのお祭りです!


(2)Oo Antava Oo Oo Antava【クラス:C/G】


● 映画「Pushpa: The Rise- Part 1」(2021)

2021年に公開されたテルグ語のアクション映画。4ヶ国語で同時公開し、「2021年最も良い映画」とメディアから高評価を受けました。舞台は南インドのアンドラプラディシュ州。「レッド・サンダルウッド」という希少価値が高い木が、密輸売買されている社会問題を背景にしたもの。主人公はその不法伐採に関わっている男で、密輸組織内の政治や警察とのやり合いを暴力とアクションてんこ盛りで描いています。


● " Oo Atava Oo Oo Antava"は起訴を受けた!?

2021年の12月、ある男性からなる組織から「この音楽は「だらしない」男性像のステレオタイプを押し付け、馬鹿にしている」として音楽の配信を禁止するように訴えられました。

歌詞の中に「男性は白い女性が好き。焼けた女性は嫌い。痩せた女性が好き。つまり、だらしないないヤツらだ」というような、男性視点に偏見をもった部分あります。さらに火に油を注いだのは、この主人公役を務めるアルジュンが記者会見にて「ある意味、この歌詞は正しい。みんなそう思っているはずだ。」と発言したこと。その発言を経て起訴されましたが結果は不明。


● サマンサ・ルス・プラドゥーちゃん

主にテルグ映画とタミル映画で活躍してきたタミル系の俳優、サマンサ。この映画にはアイテムガールとしての出演でしたが、実は自身初のダンスナンバーだったそう。

普段清楚系の役が多い彼女がセクシーすぎる踊りを披露し、そのギャップが高評価を呼びました。


(3)Dance Meri Raani【クラス:G/K】

● ランダワ君と二つ目のコラボ!

昨年のDWSでも踊った"Nachi Meri Raani"の続編で、またグル・ランダワとノラ・ファテヒがタッグを組んでいます。二人は付き合ってるという噂もあるとか!

振付家も以前と同じBosco-Caesar で、アフロビートを取り入れたかっこいい曲になっていますね。


●  ノラ・ファテヒ最新情報

2021年のドバイ・エキスポで開かれたフェスにてPepeta, Kusu Kusu, O Saki Saki, Dance Meri Raniなどを披露したライブ映像が上がっています。(違法かもしれないので消されてしまう可能性あり)彼女は歌手ではないので、大衆を前にしての堂々たる「口ぱく」大会というのはなんとも滑稽な様子ですが、30分近く踊り続けるその体力は見もの!

知っている曲がたくさん出てくるのでぜひ時間がある時にチェックしてみてください。


(4) Bansuri【クラス:K】

● 映画"Hum Do Hamare Do"(2021)

チャンディーガルで育った孤児の主人公は実業家として成功し、美女のアーンニャーと恋に落ち二人は結婚することになります。アーンニャーは「温かい両親を持つ男性との結婚」を夢見ていたため、主人公はつい嘘を付いてしまい、結婚式のために偽の両親を探すことになります。ただ、結婚式までにその嘘はバレ、アーンニャーは別の男性と結婚してしまうことに。

インド映画は「結婚」と「うそ」を掛けあわせた、よくある題材ということで、映画自体の評価はあまりよくなかったった模様。


● インドの楽器 バンスリー

バンスリーはこの写真にあるような竹製の横笛で、北インドを中心に古典舞踊や民族舞踊の音楽に使われています。ヒンドゥー教のクリシュナ神が吹いているのもこの笛です。

この曲の歌詞では「私の心臓がバンスリーのビートのように刻まれるのを聞いて」と言ってるけど、ただのラブソングで特に意味はなさそう。


(5) Kheench Te Nach【クラス:K】

● 映画「Chandigarh kare aashiqui」(2021)

ジムを経営する主人公マヌは、30歳を過ぎても結婚する兆しがなかったため家族から圧力をかけられていました。ある日ジムにズンバの講師として美女マーヴィンがやってきて、ほどなくして2人は交際をスタート!しかしある日、マーンヴィから自分はトランスジェンダーと告白されます。


● インドのLGBIQへの理解と教育

インドにおいて同性愛が合法化されたといっても、LGBTQに対する偏見が解消されたわけではないそう。この映画は、性同一性障害、性転換、家族からの理解やサポートの必要性、そして性転換者の恋愛と苦悩など、LGBTQに関する様々なテーマが網羅的に取り上げられています。

例えば、なかなか結婚しないマヌに対し、お節介な家族は同性愛者ではないかと疑います。そんな彼がやっと家に連れて来た女性を最初は歓迎しますが、マーンヴィーがトランスであることが分かると、マヌ以上に拒絶反応を示し追い払おうとするそうです。そういった反応は、今のインドだけでなく、同性婚すら合法化されていない日本でもその様な反応をする人は少なくないと思います。


● マヌ役のアーユシュマーン

マヌを演じるアーユシュマーン・クラーナーは、過去に若者のハゲ、男性のED、同性愛など、アイデンティティーに関わるテーマの映画に出演してきました。

今回はのマヌ役はパンジャーブの男性という、インドの中で金・車・女・家をステイタスとする考えが強く「男性性に誇りを持っている」ことが多いコミュニティーの一員です。そんな場所でのトランスジェンダーとの恋愛という役柄を演じる姿、もこの映画の見どころだと思います。


今回は役づくりでボディービルダーとして筋肉作りを行なった姿がかっこいい!海外のNetflixで見れ流ので、もしVPNを飛ばせる人はチェックしてみてください!




レッスンで皆様にお会いできること、楽しみにしております!


BOLLYQUE

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